やくしまるえつこさんのヴィーナスとジーザスと言う曲のPVを
openFrameworksを使って作りました。
https://www.daito.ws/work/venustojesus.html
先ほどサイトが立ち上がった様なので便乗して再びの宣伝です。
サイトはRhizomatiksテッシー作です。
http://yakushimaruetsuko.com/yksmr3dscan/
MVの撮影は本間無量君、開発部分は石井君 a.k.a 2bit君と
一緒にやっています。
2bit君は別案件もありラボに合計40泊ぐらいしてましたが、
奇声を発する事も無くクールにテンパってゴリゴリ開発していたのが
印象的です。。(僕はうまく行かないと大体発狂orフテ寝している)
元々はイチラクさん(ドラびでお)とやくしまるえつこさんとの
コラボのために作ったシステムで通信部分は石橋さんにも
手伝ってもらいました。後、初期の実験やライブの際にはaircordにも機材協力をして頂きました。
皆様お疲れさま + ありがとうございます!
programming: Daito Manabe + 2bit Ishii
video:Muryo Homma
video asistant: Yasushi Fukuzawa
graphic design support: Iria Ashimine and Ichiro Kojima
test model: Inochin, Chiho and Nobuko
撮影にはMESA Imagingのカメラを使っています。
http://www.mesa-imaging.ch/
赤外線を利用したTOF方式(飛行時間計測)を使って
174 x 144 ポイントの明るさと距離(0 ~ 5m)を
16bit(65536段階) で取得出来るカメラです。
3Dスキャン系はRadioheadのhouse of cardsが有名なので
手法としては新しくは無いですが色を使っている点が違います。
色の取得は距離測定カメラのとなりに一般的なDVカメラを置いて
撮影して後で一枚一枚手動で画角を合わせています(大変)
今だったらカメラを複数台使ったりしてゴツイ3Dスキャンも出来ますが、
この程度のピクセル数でも使い方によっては面白いです。
むしろ、ピクセル数が多かったら実写に近くなって
シーグラフで発表されている様なリアルなモノになってしまって
今回の様なテクスチャを使った表現にはならなかったと思われます。
とはいえ、無茶苦茶スペックの高い3Dスキャンもそのうちやってみたい。。
割とざっくり作った様な印象の映像になりましたが
実際のところトライアンドエラーの回数は半端じゃなく
100GB以上書き出しています。大分苦戦しました。。
反省点としては最後のXcodeの画面が全然見えなかった事。
(iTuneで配信されるムービーはもう少し解像度が高いと思っていた。。不覚)
裏側の仕組みを少し見せたかったのと、
今回一緒にやった2bit君のクレジットをコメントで出したかったので、
Bad accessを起こしてXcodeが前面に出る様にしたのですが作戦失敗です。
下のノイズっぽいのは距離データを画像にしたものです。
174 x 144、16bitという事から推測してdv camの画像とセットで自由に使ってください。