無事終了しました。
グーグルやらmixiで鬼検索、そして来て下さった友人達に
感想を聞いて回ったところ、
「ストーリーやメッセージは特に無くて
いろいろなテクノロジーで遊んでみた作品」
と思った方が多い様です。
多分、観に来て下さった方はウンウンと頷いている方もいるかと思います。
ポップ指向が強くなった今、こういった感想を無視出来ないのですが、
確かに全体通して観てみると分かりにくいし、不親切な感は否めない。
「何が言いたいか分からなかったけれど凄かったよ」
っていうのは、楽曲や振動を作ったり、光やら音やらのプログラムを
書いている身としては嬉しい反面、作品の肝となる部分、
すなわちコンセプトが伝わっていないので非常に勿体ない気がする。
のだが、こういったアート作品だとその辺を許してしまうケースが多い。
というか、観客が理解する能力が無かったのが原因だ、
という様な風になってしまい、
「ごめん、良くわからなかった、、」となる事もある。
その辺はどうもしっくり来ないところ。
わざわざ足を運んで観に来てくれた君に非は無くて、
うまく伝えられなかったこちらに原因があるのです。
MIKIKOさんと打ち上げで飲みに行って、
「エンタメと違うところは、trueの様な作品は
パフォーマンスを覗き見をしている感じがするんですよ。」
と言っていたのだが、それは凄く分かる気がする。
エンタメとアートについて、MIKIKOさんと
いろいろと話す事が出来たのは非常に貴重な時間だったのですが、
アフタートークで出来ればなお良かった。
舞い上がったと言うよりは、いろいろと変に遠慮してしまった部分が
あって突っ込んだ話が出来なかったですね(反省)
ちなみに、最後の曲はピアニスト、Hal-oh Togashiさんに
演奏して頂いて作ったトラックです。
http://www.hal-oh.com/profile.html
元の演奏があまりに美しかったのでメスを入れるのに戸惑いましたが、
いろいろと手術をしております。
本当はそのまま聴くのが一番いいのですが
あのシーンに合わせるためにリズムを入れたり切り貼りしたり。
[追記]本当は石橋さんと舞い上がっていました。