New York City

diary

pythonと言えばLLを代表する言語で
僕がサクサク書く事が出来る数少ない言語の内の1つですが
最近ではドラマで使われた事で、
一般の視聴者の方々にも浸透しはじめたかと思います。
http://japan.cnet.com/blog/isidai/2008/11/10/entry_27017788/

pyhonはどこから来ているかと言うと
モンティーパイソンであります。
ちなみにスパムメールのスパムも
モンチューパイソン。
http://jp.youtube.com/watch?v=bDXUWLeI7M0

こちらは下ネタを初め、キワドいジョークばかりです。
知らない人はツタヤに直行して下さい。

運良く日曜日がオフになり、一番安いチケットを購入して
モンティパイソンのミュージカルに行ってきました。
http://www.montypythonsspamalot.com/

公演会場がブロードウェイまで徒歩10分の場所だったため
割と気軽に遊びに行ったのですが、予想を遥かに上回るショックを受けてしまった。
ブロードウェイ恐るべし。
見終わった後、僕も石橋さんもテッシーも若干凹んで言葉に詰まっておりました。

「いやぁ、、」
「うーん、」
「んー、、」
「すごいですねえ、、」
「ですな、、」
「どうしますかねぇ、、」

アートとエンターテイメント。
分野は違えど、同じ様な金額と場所で観客に頂く事を
考えるとあまりにも完成度が違いすぎる。
「Work in progress」が通用するのは、
お金を取っていない時と、
Work in progressで見せる意義が
本当にある場合のみですよね。

100歩譲って規模の問題はしょうがないとしても、
演出に関しては全てに理由付けがされて、隙がまったく無い。
全編通して無駄なものが一切無いのが観ていて非常に気持ち良い。

もちろん、こういった完成されたものばかり観ていたら
あっという間に不安定なアート系の作品も観たくなるはずなので
無い物ねだりなのかもしれないですが。

とはいえ、考えさせられます。

テクニカルな視点で見ても、生演奏と照明、映像、踊りの同期は
素晴らしかったです。DMX制御ゴリゴリなのですが、
生演奏という事で指揮者が全てのマスターになるので、
smptでさくっと同期という分けには行かないはず。
指揮者にsynkの信号を送っているのでしょうか。

踊っている役者の衣装にLEDが仕込まれていて、
それが生演奏と同期しているというものもありました。
リモコンか何かで制御しているのでしょうけれど、
4人の衣装についているLEDがそれぞれバラバラに動いていて
なおかつ生演奏にゴッツリ同期していると言う、これまたキュートな演出でした。

おそらく伝統的な方法があって、意外とアナログ・マニュアルでやっている所が
多いのでしょう。職人芸的な要素が強そうです。

Trueはテクノロジーが主導で出来ているネタが多く
「あのシーンは何故必要なのか?」
と問われると、
「うーん。デバイスがあったから。」
と、なってしまう所が何カ所かある様な気がしてしまう。

僕は利便性が向上するためだけにセンサーを使う様な事は
作品制作においてはあまり考えないのですが、
実は手で押せば済む所をただ筋電でやっているだけのシーンもある。
この辺は観客にはどのように見えるのでしょうか。

「超人テクがあればあそこのタイミングは合わせられますけどねぇ、。」
という所は、「運良くピッタリ合ったらラッキー」と言う様な
具合で妥協している。

僕はテック系担当なので諸悪の根源な訳ですが、、。うーむ。

楽曲もほぼ全て制作し、全てのマスターとなるパッチも制作。
音の制御も、振動子周辺も、LEDの制御もセンサー値の処理も。
そして、本番中は音響卓でPAもやっているという恐ろしさ。
一番衝撃なのはこれだけやってもクレジットは無いと言う所でしょうか。。

頑張れ末端。

恐るべしマック。
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Eyebeamのスタジオ。
汚しっぷりもスケールが違う。
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Eyebeamのパーティー模様。
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ニューヨーカーは週末の楽しみ方を知っております。
Zachとは少ししか会えなかったのでまた後日ゆっくり。
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色合いもへったくれも無い朝食。
日本だったらケチャップでコントラストを出すのですが。。
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LEDでチープな演出をするのが流行っている模様。
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石橋素 in Central Park
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真鍋大度 堀井哲史 in Central Park
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シャネルのモバイルアート展が調度やっておりました。が、入れず。
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記念写真。
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MOMA。ピピロッティ・リストの作品設営中。
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プロジェクターの隠し方が素晴らしい。
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アップルストアの横のオモチャ屋。
昔は踏むと音が鳴るシステムが置いてあったそうな。
動物のオモチャがでか過ぎる。
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現代美術風。
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人形かと思ったキュートな売り子。
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プラズマ多用。
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お気に入りの帽子を見つけてご機嫌な様子。
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元々は緑なんですよね。
コカ・コーラが1931年に、
広告用に赤い服を着たサンタクロースを使った事で赤が定番に。
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新種のお手玉を流行らせようとしていたが、
おそらく難しいと思われます。
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Interactive male。。。
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ユニクロ。このディスプレイは照明との相性も悪く評判が良くない。
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ニコンに引き続きmyvu.com。
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NBC放送局のグッズ屋。巨大なLEDの球。
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色合い問題は至る所で発生している。
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今期のSupremeはMiles Davisとのダブルネーム。
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衝撃を受けたMonty Python、”SPAMALOT”
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凹んでいる中無理矢理記念写真。あまり楽しそうな写真ではない。
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Times Square
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トイザラス
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と、一日でいろいろ回りました。