無事終了、と言いたい所ですが
光のボックスはまだ微妙に課題が残っております。
来て頂いた方に、「説明を聞いたけれど良くわからなかった、」と言われてしまったので
何をやっていたのか再度書きます。
キューブの光り方をスピーカーから出力される音で制御出来るかなと言う所で
長い事実験を行っていて、それを使ったプチライブでした。
作業的には、16個の音の並びをキューブの中にあるマイクで解析をしています。
(起動時のコマンドや、キャリブレーション等、解析以外の話も
がありますが、それは省略します。)
音の並びは
ヘッダ 0000
演算(1bit)
0 無音の時は光っていない
1 無音の時は真っ白に光っている
光のパタン(2bit)
01 音に反応
10 音と関係なくフワフワ光る
01 音と関係なく点滅
11 パタンは一緒で色をランダムに変化
低音域で光る色のパタン(3bit)
#R=red,G=green,B=blue
R 000
G 001
B 010
R+G 100
R+B 011
G+B 110
mute 111
中音域で光る色のパタン(3bit)
#R=red,G=green,B=blue
R 000
G 001
B 010
R+G 100
R+B 011
G+B 110
mute 111
高音域で光る色のパタン(3bit)
#R=red,G=green,B=blue
R 000
G 001
B 010
R+G 100
R+B 011
G+B 110
mute 111
となっています。
例えば、
「音の大きさに応じて光の強さを変えて、音に反応して、
低音は赤、中音域は緑、高音は青に変化!」
という時は
0000 0 01 000 001 010
「音とは関係なく、フワフワと赤と青が混じりながら光る様に変化!」
という時は
0000 0 10 011 xxx xxx (xxxは何でもO.K.)
音の並びを現状では、0を6000hzぐらいのsinwave、
1を8000hzぐらいのsinwaveにして解析していますが
ラボでやっている限りはうまく行っています。
後は、会場のノイズと場作りですね。
後者は僕と石橋さんには難易度が高い。
ラボにて。
これは筋電でトントン相撲をするというもの。
筋電で振動子を動かすという、前から良くやっているネタではありますが
大きな振動子とはまた違って非常に味わい深い動きをします。
会場にて微調整中の石橋素氏。
後ろにいるのはテッシーとVokoi君。
僕はTriponでVJして、幕間に石橋さんとコネタをやるという
何とも忙しい人になってしまった。。
リハ中の二人。
左は石橋素氏、右はキューブのデザインをしている柳沢君。
コマンドをひたすら待っているキューブ。
起動コマンドが来るまでは、うっすら光っているのみ。
手に持ってもらい、うまく光る場所に立って頂く。
実は、プログラムやら何やらよりも、
マイクでしゃべって会場の方々にスピーカーの前に移動してもらう方が難しい。
皆様スピーカーの前に移動してくれないのは、そういう場をうまく作れていないからですな。
これはNintendo Wiifitで遊ぶとその結果、キューブの光を変化させる、というモノ。
プログラムはOpenFrameWorks + MaxMSP + Ableton Live + 石橋さんお手製WiifitOSCアプリ
(筒井君、TripleHead2Goありがとう!)
これは観客に筋電を付けてトントン相撲をしてもらい、
そのデータを使って音を作るというもの。
時間がなかったため体験して頂けたのは3人のみ。
なんだかおかしくなっている私。