audio signal

art works, diary,

ベルリンのパフォーマンス用にプログラムを書いています。

手のひらに乗る程度のキューブを作ってそれの
光のパターンをスピーカーから出る音で制御、
ってな事をやってみたい。

環境に左右されるのでうまく行かなそうですが、
そのチャレンジが観客の面白い体験になれば良いかなと。

キューブは、
ある音のコマンドをスピーカーから鳴らすと光り初めて、
最後はシャットダウンコマンドを送って光が消える、
シャットダウン後は声でも何でも反応しないのでお
持ち帰りされる心配も激減予定。

音のコマンドを作る方法ですが、
-周波数の異なるsinwaveを解析するやり方
(DTMF(電話のプッシュ音)解析みたいな感じ)

-シリアル通信の様にヘッダとテイルを作って、
データを送信するやり方と二パターン実験中。

シリアル風の方は、周波数変調で01を。
http://en.wikipedia.org/wiki/Frequency-shift_keying

音的にはこんな感じ感じです。(こちらはダミー)

ラインだったら結構行けますがマイクだと全然だめですね。
昔のデータレコーダは600bps程度だった模様。

周波数変調ネタをリサーチしていた所こんなゲームがあるのですね。
バンガイオースピリッツ

これは自作のステージを音データに変換して書き出す事が
出来るという謎な仕様を持ったゲーム。
なかなかうまくデコード出来ない、。音的にはこんな感じですね。
バンガイオーエディットデータ音

参考になりそうですが、ラインでもこれだけシビアなのだから
マイクでは無理ですね。

実は昔の雑誌にはこういったデータがソノシートに
書き込まれて付録になっていたりしたのです。

僕は当時リアルタイムで買っていましたが、
最近思い出してヤフオクでゲット。
その名もパソコンDJ、、。

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ソノシートの音はこんな具合

要はゲームのデータが音に変換されて、
それがソノシートに印刷されているというもの。
最近ではMs.PinkyやらTractor Scratchやらで
レコードにデータが入っているのも珍しくないですが
随分昔からあるのです。

最初にMCが入る所等、かなり調子良いのですが
デコード出来る気がしません、、。というか、出来た人いるんですかね。