TriponでTaico clubのプロジェクトに
参加する事になり、先週は映像を日々の仕事の合間に作成。
朝8時から現場設置作業等が入っていたり、
某スポーツメーカーのイベントのプレゼン資料を
作成したりと作業満載な一週間で、ウィークデイは移動中にパッチを
少しずつアップデートするしかなく、なかなか連続して作業が出来ず。
が、なんとか完成。
しかし、オートメーションのパラメータいじりは
音系ソフトと違ってざっくりな感じ。
まぁ、音と映像では解像度が1色8ビット、サンプリングレート29.97回 / 1秒と
1音24ビット、サンプリングレート48000回 / 1秒という差があるので
当たり前ですが。jitter上のGLでは32ビットで計算していたり、
オーディオシグナルを使って描画していたりするので、
メディアの差を感じない事も多いですが、こういう時間軸のソフトを使うと
しみじみ思います。エフェクトも映像はパラメータが少ないですな。
オーディオは一つのプラグインで何百個っていうパラメータがあったりするし。。
で、テーマが
“What makes you smile”
笑顔に関する事を作るというのは決まっていたので、
ソニーのスマイルシャッター的な事をやろうと思い、
スマイルノイズキャンセラーみたいな映像を作成してみました。
で、それが思いついた時点で
作業の段取りは決まって、
・撮影 + 筋電記録
・筋電データ最適化作業
・撮影データ編集
・max/msp/jitterで笑ったときに映像のノイズが少なくなるパッチを作成
・映像をjitter上でノンリニア書き出しをしてムービーファイルに。それを
何度か再起処理。
・max/msp/jitterで笑ったときに音のノイズが少なくなるパッチを作成
・after effectでがっちゃんこ(初体験)
ので、先日記録した筋電のデータがあったので
それを最適化して、味付けすれば後は今までのVJパッチを
使い回せるので作業的にはたいした事ない。
はずだったのですが、相当読みが甘かったです。。
女の子を扱う作品というものを過去に一度もやった事がなかった事が
大きな要因であります。。
しかし、普段作っているようなフォーミュラ系のVJ映像は、
予想外の映像が出来るかどうかという所がポイントだったりするのですが、
女子の映像となると、31年間培ってきた絶対的な基準が
あって軸がブレナイので意外と作業はスムーズだったりします。
フォミュ系だと格好良いのだか何だか不明になる事多し。。
逆に音は30分ぐらいで終了。
4個の筋電データを使いやすく加工したものを
グラニュラーのいろいろな値に入れてチュルチュルと音を作成。
元の波形はHecker先生とFinalcutをSound hackで読み込んだもの。
ギュイギュイギュルギュル言っているので
渋谷の交差点でこれが流れたらそこにいる人が振り向くかなー。
1時間に一回流れるLacieです。
TCYのやつは諸事情によりお蔵入りしてしまいそうですが、
何とかしたいところ。
詳細。
————————————
「TAICOCLUB Art Project」
・放映時間
*渋谷の街頭ビジョン
4/1~4/30
毎日 10:00-00:00/10~15分に6箇所のビジョンで同時放映
*名古屋inter Visionでも放映が決定
http://www.tiv.co.jp/map.html
4月前半
So Very Show版(vokoi)
4月後半
TAICOCLUBロゴ版(daito)
その他の掲載メディア
TAICOCLUBオフィシャルサイト
http://www.taicoclub.com/
http://taicoclub.com/app/webroot/artproject/
パソコンは電磁波が、、とか言っているレベルじゃないす。
足下半径1m以内にCPUが40個あります。
失敗するとこうなる。
これはかわいい感じ。
顔の筋電データを使ってエフェクトをかけてますが、
研究では無いので良い感じになるようにかなり調整しております。
これもN.G.すな、。
シグナルをQTに一度変更しないと、
ノンリニアの書き出しは面倒。いろいろやり方はあるでしょうが、
これが一番サクリと行けるはず。
香港
盗難届けゲット@警察署。