レストランにて
フィニート
全公演終了!!!劇場にて、録音した音や時報を散りばめる。何と、ルーマニアの時報、タイミングが異常におかしい。。今までも、ラテンの国々の時報のピッという音は日本やアメリカ、イギリスの時報に比べると結構曖昧で0.05秒ぐらいずれていたりするのだけれどここのは別格で0.1秒ずれているピッもある、。絶句して大使館の方に「時報が適当なんですが大丈夫ですか」と聴いたら、「今までで最高は3分ぐらいずれていた事がありますよ。」との事、、、。何と適当な、。そして、ピッのピッチも揺れている事が判明。他の国々のピッは、全て混ざっているのだが、この国のピッだけは1/4音程ずれているし、微妙にスィープしている、。これは使えな過ぎなので、全てカット。味だから入れる、というのも手かなと思ったのだけれど、やっぱりかなり気持ち悪いので削除。昨日同様、300人を超えるお客さんが入っている。そして、今までで一番若者の比率が高い。ルーマニアの音や時報を入れたので、喜んでくれている人がいた。PAのお兄ちゃんも喜んでた。公演全て無事終了。撤収をしてスタッフと別れる。ツアーだと、スタッフと仲良くなってもすぐにお別れを言わなくてはならないのが少々寂しい所である。今度、ジョブを失った時か大失恋した時には放浪するから、その時には遊びに来るぜ、と伝えておいた。最近、良くこれを言っている。PAのお兄ちゃんも別れを惜しんで、奥さんと一緒に挨拶に来てくれた。英語が話せないので、奥さんが英訳。「彼が、お願いがあるそうなのだけれど聞いてくれますか?」「もちろん」「そのプロツールスをください」なんだそれはー。あげられる分けないじゃないか。プラグインをくれ、とかならば分かるがプロツールスをくれとは。「残念ながらmboxがドングル代わりなのでソフトだけでは動かないよ。第一、ソフトだけで動くとしてもデジデザインに何人か友人がいるしあげる事は出来ない。波形編集や録音のソフトだったらフリーでも使えるものがたくさんあるよ」と伝えるとがっかりした顔。確かに、この国の給料からすると、音響機材は非常に高い。本当に死ぬ程才能があって機材が買えないのだったらサポートしたい所ではあるけれど。にしても、仲の良い友人とかでないと難しいですなぁ。本番後は大使館が用意してくれたレストランでルーマニア料理を堪能。黒海で捕れたと思われる魚を喰らう。