2004/07/31 (土)

old diary

テントの水を必死で落とす店員

公演無事終了

本番直前

本日本番。
山口で既にやったと言うこともあるが、
ここはリラックスして望める。

・システムが安定している。
Ycamでのシステムは
Powerbook ProtoolsLE
Powerbook Max/MSP
で、
300MB程のサウンドファイルをMSPで再生しなくては
ならなくて、sfplay〜がたまに動作しないことがあった。
と言っても、致命的なものでは無かったのだけれど。(メッセージを再送信
することで動作するので)

今回は、
Powerbook ProtoolsLEを2基。
メンテナンスをしたマシンなので、快調に動く。
ので、まったく心配が無い。

・会場の音が良く聞こえる
これは大事。当たり前のことだけれど。
Ycamでは違う空間で音がなっているので、
フェーダーの微妙なコントロールが難しい。

.ステージと関係無い音がうるさい
野外ステージのため、冷房の代わりにファンがついているのだが
これがなかなかうるさい。
観客はそこまで気にならないかもしれないけれど。
後何となく外の音も入ってくるのでまったくの沈黙には
ならず。

SEはほとんど全てタイで録音した物に変更。
前の音も残しているのは、旅を重ねるごとに段々と
地域不明な感じになって行くと良い感じになるかなと。
言葉は何を言っているか分からないため、
0.3秒ぐらいの短いサンプルをチョコチョコ出したり、
フィルタでカットして聞こえづらくしてみたり。
街の音は0.3秒でもタイと分かるぐらい特徴がある。

本番では、特に大きなミスは無かったけれどフェードアウトの
タイミングはもう少し良く出来そう。
全面と横のスピーカーで、フェードアウトのタイミングをずらしてみると
良い感じになるのかもしれない。

何はともあれ無事終了。

中国で知り合った友達が公演に来ていたので、一緒にクラブをリサーチしに行こうと
盛り上がる。
友達は日本人なのだが、中国滞在が長いため仕草やしゃべるリズムが
チャイニーズ風味。

まずはタイ料理を食べようとカオサンへ移動。
初のカオサン。バックパッカーのメッカである。

レジデンス場所とは違って大分都会。
そして西洋人多し。
何となく退廃的な雰囲気が、こういう所ならではという感じだが
今の状態ではあまり合わない。

カオサン通りの横道を入った屋外の2階にあるレストランへ。
量が少なくて味が良いので満足だったが、
fried fish mew
という食べ物は魚の胃袋を揚げただけという恐ろしくまずい食べ物なので
要注意。脂っこいだけで何の楽しみも無い。胃もたれ確率120%

ビールを注文すると、「今日と明日は特別な日だからタメヨ。
ポリス来てコレネ。(手錠をかけられる仕草)」
おいおい。
そんな日あるのか。
宗教が法律や政治よりも強い国ではこういう事も良くある。

一緒に来ていた友達は、「違法でお店出しているからじゃないの?
あそこで飲んでいるジュース実はお酒なんじゃない?」
となかなかあきらめない。

途中スコールが降ってくる。
まぁいつもの事ですぐに止むだろうと思っていたら、
となりのテントが雨で破壊された。
大惨事である。
良く見ると、僕たちがいるテントもキシキシ動いている。
店員が棒や傘で下からテントをつついて水を出しているが、
そろそろ危ないなーと思いつつも外に出たら濡れるなーと
まぁ何でもいいかと思いながら季節のフルーツを食べる。

テントは無事で、雨も止みとりあえず地図で調べたクラブに行くが
残念ながらノンアルコールデイでやっておらず、。
しょうがないので、コンビニでビールを買って飲む。
そんな日もあります。