2005/08/09 (火)

old diary

今日は茅野市民館にサラウンド、サウンドスケープ作品のインストールをしに行く。川崎さんの監修のもとOffice庄野さんのインスタレーションのプログラミング+システム設計を行ったものである。http://www.ne.jp/asahi/shsh/aaa/top_frame.html朝早起きして茅野に向かったは良いが、電車が何と1時間30分も遅れている。20号を沿う様な形で茅野まで向かうのだが、3年前程にこの辺りを通った記憶がよみがえる。当時IAMASという学校にいた際は、社会から切り離された生活をしつつ、どう転んでもお金につながりそうもないアホな事に日々エネルギーを注いでいたのだが、その中でスケボーで東京から大垣まで行くという暇人全快のプロジェクトがあった。(僕一人だけど)IAMAS TVという大垣のケーブルTV向けの番組の企画でドキュメント映像をテーマにしたものがあったので、忘れかけたものを思い出すためにとか何とか行って旅をテーマにして映像作品を作ろうと思ってそんな事をやろうとしたはず。まぁかなり暇だったという事です。カメラマンは当時フリーのWebデザイナーである千葉氏。彼は1日目にしてヘコタレて、「代理店と打ち合わせがあるから一度帰る」とチャリンコを残して調布付近で去って行った、。その後、彼は栄養失調でしばらく入院するという事でカメラマンを棄権。(同じ頃バーで酔っぱらっているのを目撃されている。。)まぁ一円にもならないプロジェクトに彼を巻き込んでしまった僕が悪いのだが、その後はスケボーを持ちつつチャリンコにのって20号を西進する事になる。とにかく、熱い夏でアホの様に真っ黒に焼けながら高尾山を上る。本気で映像を作ろうと思っていたので、途中カメラを固定してスケボーで走っている姿を撮った何とも見栄えの悪い映像を取りつつ、後はひたすらカメラに非常に暑苦しい顔で寒々しいコメントをしゃべっているなかなか悲惨な映像が収録されたdvテープが何本も残っている。70歳頃には笑って観る事が出来ると良いのだが。今はまだ時期早々。とにかく金を使いたく無いので、野宿。夜型なので朝方に横になるのだが日が出ると暑過ぎでまったく眠れず。汗をかいたらその辺の川に入って泳ぎつつ、石の上で昼寝。この辺もまったくピンが来ていなくて、使いようの無い映像を撮っている。無念。甲府では友人に会い、恋に落ち、旅をやめる事を決意。その際の謎のコメントを収録。そして電車でIAMASヘ。一時間五十分遅れて茅野に到着。システムフォーマットして、新しいアプリケーションに入れ替えて朝までランニングテスト。現地スタッフ、Office庄野の堀川さんと山小屋風レストランに行き、ホテルへ戻る。夜は茅野駅周辺を散歩。明日何事もなければ金沢へ。