2004/09/11 (土)

old diary

朝Jo君がベルリンを発つ。
こちらも午前中には荷物をまとめて、澤井君の家を
出てとりあえずはネットカフェへ。
ハンブルグに住んでいる友達に電話をすると、
今日イベントがあるからDJしにおいでとのこと。
DJするかどうかは現場を見て決めるとして、
アムステルダムに行く通り道なのでとりあえず行くことに。

オーディオインターフェースをチェックすると
見事に動いている、、。
どういうこっちゃ、
やはり現場の電源問題だったのであろう。
もしくはトランスの容量が足りなかったか、。
事前に使用機材のW数を送ってあるにも関わらず
(しかも多めにサバを読んで)
あのような事態に陥ったのは痛いところ。
でも、クラブ全体の電圧が足りないのはどうしようもないが、。

Stefan君は、4年前ぐらいにカールスルーエで
DJした時にお客で来ていたスクラッチDJ君。
まだ22歳と若い。

一緒にご飯を食べた後、彼の家でネットをした後クラブへ。
高級感の漂うクラブで、店員は人なつっこくて笑顔がナチュラルで素敵。
とりあえずセッティングをして軽くプレイ。
古館君がいたら面白いのになぁと思いつつ渋目に決めていると
なにやら今日のパーティーは70’sSoulだそうだ。
なんじゃそれ。。
持ってきている曲はアンチコン系とオーテカ系。
一番メジャーな所でDJ Krushのニューアルバム。
70’sはDavid Axelrodのみ、、。
こんな酔っぱらいばかりの所だったら、
Kool & Gang”Give it up”とかですよねぇ、、。
うーん。
とりあえずMs.Pinkyの紹介を他のDJにして交代。
ここはターンテーブルが4台あるので交代が楽。
みなMadlibとかTribeのJazzとか渋いプレイをしている。
いいですな。
でもミックスはちょっと残念。
ローが重なりすぎてボコンボコン言ってる。。

人が入るまで外に散歩に行く。
ハンブルグの中心であるここは、夜中の1時を過ぎても
酔っぱらいで溢れかえっている。
皆外で飲んでいて(冬でもらしい、、)とにかく人が多いので
凄まじいうるささ。
あっちこっちからニーハオの声が飛んでくる。

18歳未満立ち入り禁止ゾーンに連れて行ってもらったのだが、
薄赤い光の中、窓の中には女性が下着で座っていて
まるで映画のセットのような世界。

3,4人からなる酔っぱらいグループがあっちこっちで
交渉をしている中を歩くのだが、男性陣はまったく恥ずかし気も無く
開けっぴろげに交渉をしている。声がでかい。

この辺りは100軒以上のクラブがあるらしいのだが
地域によって流れている音楽が違うらしい。
Rock、テクノ、Hiphop。
六本木の10倍ぐらいの規模があると思われる。
ドイツでも一番狂っている所らしい。(by stephan)

2時間ほど散歩をした後に、クラブに戻ると良い感じに
お客が入っている。300人ぐらいで、男女の比もちょうど良さそうだ。
明らかにタバコでは無い臭いがあっちこっちから流れてくるが、
ハンブルグは吸っていても誰も気にしないそうだ。
南の方に行くと厳しいとのこと。
アムステルダムが近いからか?
と聞くと、そうではなく他に大きな犯罪があるから
かまっていられないのだそうだ。(by stefan&彼の友達)

バービー人形のような女の子が、「大きなペーパー持ってる?」
と笑顔で聞いて来たり、見事にそういうパーティーになって来た,,.

DJプレイはB.P.M.の上げ下げが激しすぎてお客が
イマイチついて来ていない。
ネタとhiphopをつなぐというのを連発しているのだが、
新鮮味の無いスタイルで退屈な感じ。
でも、時々ものすごく好きな曲がかかって踊っている
酔っぱらいの自分がいる、、。
PeteRockがサンプルしている”We’ve only just began”とか。

しかし限界が来て荷物を持って散歩に出かける。

ゲームセンターは、3年前のゲーム(昔のリッジレーサーとか)が
メイン。新しいのは全然無い、、。

4時を回ろうという時間帯でもものすごい盛り上がりっぷり、。
ストリートライブが行われてお客も一緒になってそこらにあるものを
叩きまくって大盛り上がりしていたり、何だかまぁすごい光景ですよ、。

ギリシアとドイツのハーフの子(身長185!!)と仲良くなり、
アムステルダムとベルリンの情報を入手。
皆が言うことだけれど、アムスはやはり危険らしい。

クラブに戻るとStefan君は泥酔。。。