Lyon

diary, entertainment

Lyonも無事終了。
UVA, AntiVJ,Superscript2など
世界を代表するインスタチームに現場の諸事情を聞くことが出来、
さらにはイベントを主催しているThe Creators Projectの
チームとも直接話が出来て良かった。
こういった音楽フェスはなかなか条件が厳しいので
アーティストも主催者側もお互い大変なところが多いですな。

UVA http://www.uva.co.uk/
AntiVJ http://www.antivj.com/
Superscript2

LED+サウンドの展示を観ると正直なところ
コンテンツ、照明のパターンと音は
面白いけれど構造物そのものはどれも無骨で色気が無いなという印象。
しかし設営、撤収の時間が短いとそうなるのは痛い程分かる今日この頃です。。

それでもトラスはブツの印象が強すぎるので簡単には使えないのを再認識。

彼らの展示はそれを払拭するぐらいソフトが良く出来ていて
音も光も驚く程パターンがあってそれで初めて成立している感じ。
後、UVAは光を反射させる仕組みも無茶計算されてる。

僕はsuperscriptのライティングのパフォーマンスに
急遽ゲスト参加させてもらったので
彼らのソフトについてじっくり知ることが出来たのですが
全部oFで書いていてオリジナルのライティングの
プリセットパターンが200個近く入っていて
全てMidiコントローラで操作可能。
直感的でインターフェースも無茶苦茶洗練されていて、
教えてもらって3分くらいでビールを飲みながら適当に遊べる感じ。
この手のオリジナルのアプリは正直使いにくいことが多いのだけど
その辺の市販のソフトよりもデザインされていました。

一個だけ直すべきところがあるとすると、音とのシンク部分。
MIDIコンのツマミを操作してDJのかけている曲に
ライティングのパターンを合わせる様になっていたのですが
テンポのコントロールは7bit(128段階)では解像度が少な過ぎるかなと。
DJがプレイするテンポを80から180に限定しても
1目盛りで設定のテンポが0.78(100/128.0)移動するので
ここの解像度は16bitは欲しいところ。
ボタンを叩いてテンポを計算するのも誤差が激しいので
本気で正確にやるならばDJがプレイ中の楽曲にうまいこと
マニュアルで合わせる仕組みが必要でそれはMs.Pinkyみたいな
インターフェースを使ってテンポを合わせることなのかもしれない。

話は戻って、以下はダムタイプ藤本さんのプロジェクトで
トラスを使っているやつ。これもやっぱりトラスの印象が
強いけれど、円状に配置すると言うのはありそうで無いと思う。
(僕は光と音のプログラミング。インスタ、光のデザインは藤本さん)

いつの日か日本で行われる大きなコンサートやらライブも
これぐらいガッツリ音と光をシンクさせたいものですな。。