というところに宿泊しています。
http://www.ccncbn.com/
僕だけ泊まり込み作業という残念な感じになっています。
日中は一通り振り付けをチェック。
作業としては、動きを音に変換すると言う翻訳やら
振り付けを読み解く作業に近い仕事。
センサーを使ったところで、得られるのは所詮
「腕の筋肉にどのぐらい力を入れているか」
という振幅情報だけなので音色を生成したり、
リズムを入れるかどうするか、等の
工程はセンサーにはあまり頼れないですな。
10~15分ぐらいのパフォーマンスで良ければ
全編センサーでも行けるのでしょうけれど、
1時間ですからね、、。どうする気ですかね。
普段のデザイン仕事は明確なゴールや正解があるため楽ですが、
(しかもそれは自分ではなくクライアントが設定している)
こういうのは本当に苦戦します。
trueの本番直前は「なんでこんなことしてるんですかね」
とキンセイさんに、ぼやいた事もあります。
cageのscene名は”安逸と不安の狭間”、という様な感じで
僕にはほとんど材料にならない様なものが多い。
純粋に動きを観てそこから音を作るというところが
trueと違うところでしょうか。
trueの場合は音に直接関係するキーワードが羅列される事が多くて、
スケッチがしやすいのですが、cageは
「うーむ。これどうするんだろう。。」と
悩んでいるうちに居眠りしているという
残念な事態がしょっちゅう勃発しております。
後、sceneの分け目が明確でない箇所が多く
5つにsceneが別れていても、1つの楽曲として作らなくてはならなかったり。
trueはそういった意味では別々に作って
後で繋ぎ目を考えるという様なケースが多かったので
同じダンス作品でも大分プロセスが違いますな。
まぁどっちも面白い訳ですが、cageの様な制作の方が実は苦手な気がして来た。
(と、思い込む程煮詰まり気味。)
とは言うものの、最後は眠気と戦う意外は何もしていない事が判明し
贅沢な環境で一人寂しくワインを飲みながら爆音でJazzやらSoulやらを聴いて終了。
Summer Madness 最高。
ニューヨークもそうですが、
部屋の中が確実に暖かいのは嬉しい。