(アップしていなかった模様なので今更アップ)
ラボのサポート要員、Fukuzawa君が関わっていると言う事で、
[b]Laptop Orchestra+Dancerの公演に行って来ました。
http://daimatsuoka.com/
ラップトップを燃やして音を作るとか、
大分過激な噂を聞いていたので期待。
全体を見渡すのが困難な最前列に座る羽目になり、
音響を楽しめなかったのが残念。
席が悪かったのもあるけれど、
音色が似た感じでひたすら進行するので、途中で耳が慣れてしまった。
プロセスが見えないとノイズ系は長時間楽しむのは難しい。
爆音で問答無用で体験出来るのであれば
また別ですが、意味ありげに鳴っていても
オシレーターのつまみが壊れてそれをいじって
ノイズが鳴っているのとあまり差が感じられないなと。
後半声が出て来たのはなかなか良かったのですが、
ディレイをかける以外にも演出が欲しかった。
もしくは中途半端なディレイは無しとか。
The Forsythe CompanyのYou Made Me a Monsterの音響は
喉マイクを付けて、Sampling > Granular Synthesysという
シンプルなものでした。
が、おそらくマイク入力の音量や周波数でGranularの
パラメータをいじっており、ダンサーが動きに合わせて
声を出しており、ノイズが動きと完璧にシンクロしていて
惹き付けられるものがありました。
[b]も説明無しで格好良い音響と振り付けの組み合わせを
どこかに欲しかったです。
とはいえ、壊れたラップトップで作ったオブジェは格好良く
液晶をドリルで潰してオレンジみたいになるのも気持ち良し。
実は先日、ジンガロを観る機会があったのですが
拍手をする場所が完全に用意されており、
巷の評判とは異なり、押し付けがましい印象を受けました。
もちろん完成度は100%なのですが、自分で考える間が
無いので物足りない気分に。ハリウッド映画的と言いますか。
ジンガロ
最近の自分の好みとしては未完成なものを求める傾向にある様です。