2005/03/12 (土)

old diary


マッサージしている所


フェイスマッサージを受けている所


皆でフェイスマッサージをしている風景

プロツールスが朝から調子が悪く、出発が遅れてしまった。
今日は触覚プロジェクトHaptikaのワークショップに、
パネリストで参加。
作業用のセッションを作っていたのだが、ファイルをインポートすると
これでもかというぐらい落ちる。
しょうがないので、外付けHDを持って行くことに。

急いで法然院へ。
予想以上に広いところで、ワークショップを行っている
現場になかなか到着出来ず、、。
ちなみに3G携帯、電波入りません。
なぜかメールも送信出来ないし。(送信中アイコンがずっと点滅している。)

到着すると、手で感触を楽しむための作品が置いてあり、
それを参加者が触って感じたイメージを絵や文章で表現するという
セッションを行っていた。

僕は遅れて到着したせいもあり、完全に把握できて
いなかったのだが、感触作品の視覚的なインパクトが
やはり先に来てしまい手で触ったときには視覚で捕らえたものを
触覚で再確認するような感じになってしまった。

触覚で楽しんでもらうためには、視覚を遮断するのが
一番良い方法かもしれない。

粘土で好きなものを作るというセッション
あったので、一切粘土を見ずに形を作ってみた。
なんだか良く分からないものが出来た、。

その後は、フェイスマッサージをお互いにし合うセッション。
僕は女性とペアになって、顔をマッサージしてもらう事に。

はじめに、マッサージをする際に思い浮かべるイメージを
各自が発表してから、マッサージに入る。
僕のパートナーのイメージは「まろやか」とのこと、、。

普段モロに顔を触られることが無いので、気持ちがよい。
おぉ。この人結構うまいかも、と思っていると
段々顔をこねくり回して変な顔を作って爆笑している。
完全に遊んでますな、、。

その後プロである鈴木理絵子さんのマッサージを受ける。

こんなにも違うモノなのか、という程手の動きがなめらか。
左右非対称な動き&アクセントを付けるタイミングが、
非常に大きな流れの中で作られていて、楽器の演奏を
聴いているかの様。これはすごい。

終わったときにはお肌ツルピカ。(ツルピカハゲ丸っていましたね)

次は僕の番である。
ポリリズムフェイスマッサージ。
アフリカンなイメージでやってみることに。

しかし、実際に初めて見ると思わずスクラッチしてみたく
なり思わず顔面をコスり出してしまった。
もう彼女の顔は楽器と化していて、演奏しているつもりになって
目を閉じて陶酔しながら触りまくる。

「気持ち良いですか」
「いや、ちょっと動きが速すぎです」

と言われ、スローダウン。。。
その後は気持ち良かったらしい。

いわゆる楽器とはフィードバックがまったく違うので面白い。

その後、プロと交代。
さすがに気持ち良さそうである。

その後、パネル。
僕は感想を述べつつ、他の方の話を聞かせて頂く。
準備をして行くべきでした。
アドリブで話をしていたのですが、振り返ると
言いたいことを100%言えていない、、。

照岡さんが作っていたカメラが面白かった。
緊張したり、驚いたりする瞬間に呼吸が止まるらしいのだが
その瞬間に見ている画像を取り込むというもの。
ライフスライスの様に定期的に取り込むのではない所がかなり良い。

個人的には、音で驚くことの方が多い気がするので
そういう音だけ採取出来たら良いかなと思ったけれど
一日に何度も無いかなと、、。

最近驚いた事と言うと、Powerbookがカバンから落ちる瞬間は
驚いたというか時空が歪んだ。呼吸が止まっているから、時間
がぐぐっと遅くなるのでしょうか。

懇親会では、壮大な振動プロジェクトが立ち上がりそうな気配が
漂い思わず興奮。