朝、多摩美の一年生にヘルプをしてもらいつつ昨晩の続きを行う。振動子を全て取り付け終わって、やっとこさ準備万端。振動楽曲は未完成バージョン。体験者の方から5分は短いとの声もあり、当初の10分に変更する事を決意。さすがイアマスと思われるような業界の方々が来ている。メディアアートの文法で作品の感想を言ってくれる方がいて、「なるほど、そういう見方もあるのか」と納得。本人的には、インタラクチブとかメヂアとかコミュニケーチョンとかっていうことを前面に出すような作品はちょっと時代遅れなのかなと思っていて、というかイアマスに来たせいで異常に抵抗を持つ様になってしまったのだけれども、自分の作品をそういうアプローチをされるのは興味深い。いや本当に。全然自分の考えている事とは遥かに遠い所で作品が成立しているのだから。携帯からメールを送ってネットワーク経由振動を制御するとか、2台作ってセンサー付けて体圧でコミュニケーション出来るとか、演奏に使えるとか、映像いじれるとか。一瞬考えたりするけれど、まぁいろいろ考えてやめてみるわけですよね。やってみたら面白いのかもしれんですけれど。今日も10人程の方に体験してもらって、無事終了。夜は、ひたすらパッチ制作。collで馬鹿みたいに細かくパラメータを変化させて、10分の音源を作るがオーディオファイルに書き込む前に寝てしまう。メモリ操作が多いパッチなので、本番では使いたくない。17インチは相変わらず調子が悪い。