コンピューターを使わずに、検索を体験するワークショップを開催した。身近な素材を用いて検索エンジンの本質的な仕組みにフォーカスし、部屋の片付けやプリントの整理等、実生活に応用出来る様工夫を凝らした。 実際に行った幾つかの作業を紹介する。

検索ゲーム
Googleイメージ検索で集めた画像をモニタに少しずつ登場させて、検索に使ったキーワードを当てると言う早押しクイズ形式のゲームを行い、情報にタグを付ける事を説明。

選んだ写真のグループ分けをする
300枚程の写真の中から20枚程程度選んでもらう。次に選んだ写真を内容毎に4〜5つのグループに分けてもらう。例えば、植物のグループ、建物が写っているグループ等。それに、付箋でグループ名(タグ)を付けて行く。

手作り検索キットを作る
上のタグを付けた写真の検索が出来る写真立てを作る。アナログ検索の方法は、写真に空いた穴に棒を入れてふるいをかける事で実現した。

ラジコン
子供達に各タグごとに色を決めて絵を描いてもらい、その上を無線カメラを搭載したラジコンが移動すると絵の色を判別し、タグ付けされた写真の画像がランダムにディスプレイに表示されると言う遊びを行った。ラジコンが持つ面白さが圧倒的なため途中から、子供達がラジコンに興味を持ってしまい大苦戦した。

Daito Manabe + Motoi Ishibashi + Satoshi Horii